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産婦人科で不妊治療を受けつつ栄養療法も平行して行うことは可能です。むしろ、産婦人科での治療だけよりも栄養療法を追加して行う方が早く妊娠に結びつきます。母体の栄養状態をよくしておくと早産の予防にもつながります。産後も栄養価の高い母乳がでるようになりますし、産後うつの軽減にもつながります。
産婦人科で体外受精や顕微授精を受けてもなかなか着床しない場合、栄養欠損が背景にあることが殆どですので、できるだけ早く栄養療法も取り入れられることをお勧めします。時々サプリメントを飲むなと指導する産婦人科医がいます。確かに変なサプリメントを飲んでいる患者さんもいますので、変なサプリメントは飲まない方がいいです。しかし、タン白質、ヘム鉄、亜鉛、ビタミンEなどは細胞を構成する成分なので世間一般の人が思っているサプリメントは違い、我々は栄養素と呼んで差別化しています。これらの栄養素は食事もしくは食事だけで賄えない場合は天然の高品質の栄養素で摂取すべきだと考えています。