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自分に必要なサプリメントが何かわからずやみくもにいろいろと飲まれている人が多いです。癌患者さんの中には薬局でこれがいいと言われたということで、見たことも聞いたこともない成分のサプリメントをたくさん購入されている人も少なくないです。激しい人は30種類くらいのサプリメントを袋にいれていました。サプリメントは日本語で言うと栄養補助食品となります。食事では足りないものを補うのがサプリメントの目的ですが、栄養療法的には細胞の理想的な栄養濃度に近づけるように摂取することを重要視しています。
分子整合栄養医学では血液検査で栄養状態をまずチェックし、不足している栄養素、病態を改善させる栄養素を選んで処方していきます。基本的には細胞を構成する分子(栄養素)を中心に処方します。マカ、サメのなんたら、スピルリナなどは細胞を構成する成分ではありません。細胞を構成する栄養素はアミノ酸、カルシウム、亜鉛、鉄、各種ビタミンなどので、これらを中心に処方を組み立てていきます。また栄養療法は摂取する量が重要なりますが、市販のものは治療用に作られていないので含有量が少なく治療効果がなかなかでません。
栄養療法をしている医療機関が勧めるものなら大丈夫と思っている方も多いと思いますが、そうでもないのです。栄養療法で有名なあるクリニックは以前は私の師匠の製品を使っていましたが、昨年から独自に製造したものを使っています。敏感な患者さんは、効きが違うと感じる方も少なくないようです。サプリメント選びでお困り方、良質で効果的な栄養素をお求めの方は是非ご相談ください。