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最後の手段の栄養療法

西洋医学的な診療を受けても症状が改善しない場合、総合診療科や漢方外来を受診されるケースが多いです。漢方治療は原因がよく分からない不定愁訴に対してある程度治療効果を発揮しますが、漢方治療を受けても症状が改善しない場合、ネットでいろいろ検索してついに栄養療法にたどり着きgdmクリニックを受診されるようです。総合診療科も特殊な病気を見つけるのは得意ですが、栄養不足が関係している症状に対してはなす術を持ち合わせていませんのでいっこうに症状は改善しません。栄養療法は異常なし、原因不明、精神的なものでしょう、などと診断された方の最後の砦になっています。
総合診療科も漢方外来も栄養欠損という概念を持って診察にあたっていませんので、どうしても治療できる疾患や症状に限界があります。漢方外来が大学病院などにも開設されるようになり、内科や婦人科を受診する前にいきなり漢方外来を受診する患者さんも増えてきているようです。栄養療法ももっと認知度があがり受診する選択肢の一つになればよいのになと思いながら日々ブログで情報を発信しております。