未病

未病とは、「半健康状態」もしくは「病気の一歩手前の状態」という意味合いで、「どうも調子が優れない」、「元気がでない」、「どことなくだるい」といったような自覚症状はあるけれど、検査をしても異常は見つからず、明確な診断名をつけられない状態のことを指します。薬用酒や漢方薬のＣＭなどでこの未病と言う言葉を聞いたことがあるかもしれません。
自律神経の乱れやストレスなども未病の原因になります。しかし、未病の原因で一番多いのは細胞レベルでの栄養欠損だと考えています。自律神経の乱れには鍼灸や漢方薬が有効なことが多いですが、栄養欠損が原因に場合は直接的なアプローチができる栄養療法が最良だと思います。検査をしても異常が見つからない状態と先ほど書きましたが、従来の血液データの読み方では異常を指摘できないだけ(基準値が曲者）で、分子整合栄養医学的な血液データの読み方をすると殆どの場合何らかの栄養欠損があると思われます。
体調がすぐれない、いろいろな症状がでている、しかし内科で血液検査などをしてもらっても異常がないと診断された方は、栄養欠損が背景にある可能性があるので一度分子整合栄養医にご相談ください。