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明るくなった

朝起きられない中学生・高校生がgdmクリニックを多く受診されます。起立性調節障害は世間では自律神経の失調とされていますが、骨などの成長に栄養がたくさん消耗され栄養欠損に陥っていること(エネルギー産生がうまくできなくなる)が真の原因です。血液検査で栄養欠損があった場合は、必ずと言っていいほど治ります。低血糖や心の問題がある場合は、栄養療法単独では難しいですが。
先日栄養素の追加注文されてきた親御さんが、「こどもがヘム鉄やビタミンB群を摂取して朝起きられるようになった。表情も明るくなった。」と喜ばれていました。やる気を出させたり幸福感を得られるドパミンや心を安定させるセロトニンなどの脳内神経伝達物質の合成ににも鉄やビタミンB群が必要になります。ですから栄養療法をすると身体が元気になるだけでなく心も元気になるのです。