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抗癌剤の副作用の白血球減少対策

抗癌剤治療をすると色々な副作用が起きます。抗癌剤は活性酸素を発生させて癌細胞を殺す薬です。癌細胞だけ死んでくれたらいいのですが、そういうわけにはいかず、正常な細胞もダメージを受けます。特に分裂の早い臓器・組織がダメージを受けます。骨髄・小腸粘膜・毛母細胞などが分裂が早いので、骨髄抑制・嘔気・下痢・抜け毛などの副作用がよく見られます。骨髄抑制とは骨髄の働きが低下し、血液細胞を正常につくれなくなった状態をいいます。赤血球、白血球、血小板などが低下しますが、一番問題になるのが白血球の減少です。白血球の中でも好中球という免疫に必要な成分が減るので、細菌感染しやすくなります。白血球の数が減り過ぎた場合、予定されていた抗癌剤治療を一時中止しないといけなくなります。
gdmクリニックでは抗癌剤の副作用を軽減するアプローチを行っています。まず、骨髄の分化・分裂に必要なビタミンAの摂取を行います。その他には白血球を増やす働きのあるFK23菌という特殊な乳酸菌も併用していただきます。両者の摂取で、抗癌剤治療中でも白血球が殆ど減らずに主治医が不思議がったという患者さんもおられます。
抗癌剤の副作用でお困りの方は是非ご相談ください。