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不登校の背景に

不登校の背景について「起きられない」ことが大きな原因の一つに挙げられ、これについて某病院の小児科医が新聞のコラムで解説していました。児童・生徒が朝起きられない場合、起立性調節障害という病名がつきます。この記事で小児科医は自律神経の機能不全が原因だと言っています。しかし、自律神経の病気ではありません。昨日のNHKNで新合金についての番組が放映されていました。教科書的には今まで混じらないとされていた金属がナノ粒子にすることで混ざり新合金が作れるようになったそうです。教科書に書いてあることが正しいとは限らないのです。起立性調節障害も教科書的には自律神経の機能不全とされていますが、教科書が間違いなのです。水分を摂れ、塩分を摂れ、という指導がされたり血圧を上げる薬を処方されてりしますが、原因が正しく捉えていないのでこんな治療しても治るはずがありません。
朝起きられない原因はエネルギー産生不足です。思春期に急激の体格が大きくなりますが、骨や筋肉の成長・循環血液量の増加などに鉄・タン白質・ビタミンB群などが大量に使われて栄養欠損状態に陥いります。エネルギー産生をするミトコンドリアに鉄が必要なので、鉄欠乏になるとエネルギーがきちんと作れず朝起きられない、血圧を適正に維持できない、やる気のホルモンであるドーパミンの合成ができなるなり気力が低下する、などの症状がおきるのです。
中学高校は受験を控えている大切な時期です。できるだけ短期に治さないと進学にも影響がでます。朝起きられずにお困りの方は是非ご相談ください。