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妊娠率を高めるためには

高度な不妊治療をしてもなかなか妊娠しないという主訴でgdmクリニックを受診する方が多いです。20歳代の方は殆どおらず、大半は35歳以上です。40歳以上の方も少なくありません。妊娠にはタイムリミットがあります。卵巣には卵子のもとになる原子卵胞がありますが、日々原子卵胞は減っていきます。なので悠長なことは言っておれません。gdmクリニックを受診される不妊の方の多くは機能性不妊症(原因不明不妊症)です。原因不明不妊症といいますが、実は殆どの原因が栄養欠損です。卵巣機能や精巣機能維持、ミトコンドリア機能改善、子宮粘膜の質を高める、そのために必要なのは栄養素です。血液検査をすると深刻な栄養欠損状態の女性が殆どです。自我流でネットやドラックストアでサプリメントを買って飲んでいたり、産婦人科でサプリメントを処方されて飲んでいたりしている方が多いですが、残念なことに血液データはぼろぼろです。サプリメントは奥が深く、中身の質は外から見ても分かりません。分子量・配合内容など細かい設計が必要なのですが、そこまで理解して製造している会社は殆どありません。また栄養療法は容量依存性に治療効果を発揮するので、少ない量をちびちび何年飲んでも効果はでません。細胞の栄養濃度が理想値に近づくだけの量を摂取しないと血液データは改善しませんし当然効果もでません。早く妊娠するためには、私の処方する量をしっかりと摂取していただく必要があります。40歳過ぎていても処方量をきっちり厳守された方は半年以内に妊娠する方が少なくありません。
栄養と妊娠なんて関係ないと思っている人も多いですが、人間の身体、臓器、組織、細胞は全て栄養でできています。栄養を侮ってはいけません。原因不明不妊症でお困りの方は是非ご相談ください。