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進行癌だった場合、術後に抗癌剤治療が追加になります。抗癌剤は活性酸素を発生させて癌細胞をネクローシス(壊死)させます。ネクローシスする際にがん細胞は膨張し内部からさまざまな分泌物が放出され、この分泌物が悪さをしますので周囲の細胞に悪影響が及びます。一方のアポトーシス(自死)は細胞の核が凝集し小さな断片になります。小さな断片になるとマクロファージが掃除しやすくなります。
微小残存癌が叩くには抗癌剤治療だけでなく、アポトーシスを誘導する栄養アプローチを併用した方が再発のリスクが減ります。フコイダン(ガゴメコンブに含まれる)は、マクロファージとNK細胞の腫瘍に対する攻撃性を高めてくれ、癌細胞のアポトーシスを誘導してくれます。フコイダンに加熱処理乳酸菌を併用するとNK活性は3倍近くに増えるという報告があります。ですからgdmクリニックでは、抗癌剤点滴をしながらフコイダン・加熱処理乳酸菌の摂取を併用することを推奨しています。さらに高濃度ビタミンC点滴を併用するとさらに再発のリスクを軽減できます。