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保健教育は知識を詰め込むだけのもので内容も40年前と変わっていないそうです。私も中学高校の保健の授業の内容を全く記憶していません。保健教育は将来の健康維持や増進に役立つものでなくてはいけません。
今の日本は少子化が問題になっています。今の日本は晩婚化していますが、晩婚化すると当然妊娠出産年齢も上がってきます。女性は毎年卵子の数が減っていき、妊娠しにくくなりますし、高齢の母親から出生する子供に健康リスクがあることは男性も高齢化すると精子の質が低下してきます。最近では高齢の男性(40歳以上)から生まれてくる子供は神経発達障害や精神疾患のリスクが高まるという報告もあります。
飽食の時代で気軽に空腹を満たすことができるようになりましたが、食事内容は非常にお粗末な人が多いです。今の日本人は昭和25年当時よりも栄養状態が悪いという報告があるくらいです。どういった栄養素が身体に必要かを理解すること、糖質の摂り過ぎがどういった変調をもたらすか、などをきちんと理解しておけば、食事内容も気を付ける人が増えるのではないかと思います。
学校における保健教育も実生活に役立つものにアップデートしていただきたいです。