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歩行「1日60分以上」、筋トレ「週2~3回」で健康に

厚生労働省の専門家検討会がこのたび健康づくりのために推奨される身体活動・運動の目安となるガイド案を10年ぶりにまとめたそうです。具体的には、成人は「1日60分(1日約8千歩)以上」、高齢者は「1日40分(1日約6千歩)以上」を推奨しています。 腕立て伏せやスクワット・トレーニングマシーンによる筋トレは、成人・高齢者ともに「週2~3回」を推奨しています。少し前のブログにも書きましたが、筋肉はただ身体を動かすためだけのものではありません。筋肉がマイオカインという生理活性物質を複数産生しており、これらが健康維持と関係があると分かっています。
中年期(50歳)から筋肉の減少が著しくなります。加齢とともに筋肉の量が減少していく老化現象を「サルコペニア」と言いますが、サルコぺニアになると歩行や運動にも支障を来します。高齢になってから筋肉をつけるのでは遅いのです。40代から適度な運動を行いながら、筋肉維持のための食事(タン白質をしっかり確保する)を心がけることが重要です。