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11月13日の婦人公論.jpに中谷美紀さんの食生活に関する記事(中谷美紀さんが10月に出版された『文はやりたし』(幻冬舎文庫)の一部を再編集したもの)が載っていました。肉を断ち野菜中心の食事がヘルシーと思っていたが、逆にそれが不調の原因になっていたことが分子整合栄養医の診察を受けて判明し、食生活を大幅に見直した、という内容です。
gdmクリニックを受診される患者さんの中に、野菜が身体にいいと思い込んで野菜中心の食事をしている方が少なくありません。子供に野菜をしっかり食べさせようとする親御さんも多いです。しかし、人間はウシ(草食動物)ではありませんので、草だけ食べていては不足する栄養素がたくさんでてきます。特に子供(日々成長しており栄養の需要が多い)と月経のある女性は、野菜中心の食事だと栄養欠損になり体調不良になるリスクが高いです。肉・卵で良質のタンパク質を、肉や魚でミネラルやビタミンA・B、必須脂肪酸などを摂取しつつ、適度に野菜を食べるのがよいです。あとは炭水化物の摂り過ぎに注意です。ちなみに私はペン型カメラなど持っていませんし、盗撮癖もありません。