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女性ホルモンとうつ

女性ホルモンのエストロゲンは、肌のコラーゲンの生成作用などにより肌の潤いを保つ働きがあります。また、動脈硬化や骨粗しょう症を防いでくれる働きもあります。女性にとっては若さや健康を維持するのに欠かせないホルモンです。しかし、先日のブログに書いたように、エストロゲンは多くても少なくてもうつ病発症リスク因子になります。
最近、女性ホルモンと自殺の関連性がネットでよく検索されているようです。人工的な女性ホルモン(ピルなど)の摂取・女性ホルモンのバランスの乱れ(ビタミンBや亜鉛不足)・閉経後の女性ホルモンの不足などはうつ症状を引き起こし、自殺のリスクになる可能性があります。人工的な女性ホルモンの摂取はできるだけ避ける、ホルモンバランス維持に必要な栄養素をしっかり摂取する、セロトニン合成に必要な栄養素を摂取する、などが心を安定させるために重要です。