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男性不妊症の方は産婦人科でカルニチンやCoQ10を飲むように言われている人が多いです。ミトコンドリアでのATPというエネルギー産生を高めるのが目的だと思います。受精するにもエネルギーが必要ですが、エネルギー産生にはCoQ10やカルニチンだけでなく、鉄・ビタミンBなども必要です。受精のためにエネルギー産生をあげることは大切ですが、精子の質が悪い場合は(運動率の低下や奇形率の増加など)まず精巣機能を改善させる必要があります。炭水化物中心の食事で精巣機能維持に必要な栄養素が不足している男性が少なくありません。どの栄養素をどのくらいの量を摂取すべきかは血液検査を受けて決めるのがよいです。男性不妊のお悩みの方は是非ご相談ください。