不妊治療は遠隔でも可能です

コロナの影響でオンライン診療が解禁されましたが、栄養療法や内視鏡検査を行っている当院ではオンライン診療では血液検査や内視鏡検査ができませんので導入していません。また慢性疲労・うつ症状・起立性調節障害の患者さんは、診察室に入ってくるときの歩き方や表情を見る必要があるのでオンライン診療では患者さん情報が得られません。不妊治療のみオンラインではありませんがメールでの遠隔相談・診療を行っています。こちらの指定する項目を近隣の医療機関で検査してデータを送ってもらえれば、血液解析と栄養処方案を作成します。対面診療と同等の治療が提供できます。
現代の日本人女性は栄養欠損の人が非常に多いです。原因不明不妊症・機能性不妊症と診断され体外受精をされている方は多いですが、大半が背景に栄養欠損があります。栄養欠損状態の方が顕微授精で妊娠すると、流産や早産のリスクが高まります。母体に鉄やビタミンＢ群の不足があると赤ちゃんの神経の発達に影響もでます。
妊娠を考えている全ての女性が栄養療法の適応があるといっても過言ではありません。岡山までなかなか受診できない場合は遠隔診療可能です。不妊の遠隔診療をご希望の方はまずはお問い合わせフォームからメールをしてください。