起立性調節障害を治す

朝起きられない児童生徒が付けられる病名が起立性調節障害です。血圧が低い子が多いので昇圧剤を処方されますが効きません。血圧が下がる原因は自律神経の異常と考えられていますが、全く的外れです。自律神経の神経の異常が原因と考えられているせいか、整体に行く子も多いです。
朝起きられない原因はエネルギー不足です。ミトコンドリアでのＡＴＰ産生低下や機能性低血糖症が主な原因です。鉄欠乏ならヘム鉄の摂取で改善しますが、機能性低血糖症も合併している子も少なくないので血液検査で原因同定が必要です。普通の小児科医や内科医、総合診療科医にはエネルギー不足という認識がないので、血液検査をしても見逃されてしまいます。いろんな医療機関をいくつも受診しても診断結果は同じです。最終的に辿り着くのが栄養療法になります。ただ、栄養療法を謳っている医療機関でも分子整合栄養医学を基礎から勉強していないＤｒ．が大半なので、栄養療法を家の近くで受けたがよくならないといってｇｄｍクリニックを受診される県外の方が少なくありません。起立性調節障害と診断されて治療を受けるも改善されない方はご相談ください。