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朝起きられなくて地元の複数の医院で治療をうけていた児童さんが、体調が改善しないということでgdmクリニックを受診されました。ヘム鉄、ビタミンB群、ωー3脂肪酸、亜鉛などを処方されていました。血液検査をしてみると、前医での検査結果よりもフェリチンが大幅低下していました。ヘム鉄といってもピンからキリまであって、摂取してもフェリチン値が改善しないものも少なくないようです。フェリチンが低下した理由ははっきりしませんが、前医で採血した時に炎症(感染)があったのかもしれません。
gdmクリニックでの血液検査で不足があった栄養素の処方と食事のアドバイスをしました。もちろん栄養素は私の師匠が設計したものです。受診時は修学旅行に行けないかもしれないと心配されていましたが、栄養摂取の効果がでて体調も改善してきて修学旅行に無事行けました、とお母様から連絡をいただきました。
朝起きれない病(起立性調節障害)は思春期に多い病気です。今この年になって思い返すと、小学生~中学生のころ学校生活の思い出が多いです。児童生徒さんたちにはこの楽しい時期を元気で過ごしてもらいたいです。そのためには栄養が欠かせません。起立性調節障害と診断されて治療を受けるも改善しなくてお困りの場合は是非ご相談ください。