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25年間なにをやってもダメだった

少し前に、25年間アトピー性皮膚炎を患っていた方がgdmクリニックを受診されました。最初は皮膚科での内服治療、ステロイド外用治療はされたそうですが半年ほどで止められ、その後はクロレラ、ビタミンC、ビタミンD、亜鉛、SODなどのサプリを色々試されたそうです。最近、急に悪化したため新たな治療方法を探してgdmクリニックに辿り着いたそうです。全身の赤みが強い状態でした。皮膚炎の原因や治療方法について詳しく説明し、最後に血液検査をしていただきました。皮膚炎の治療で必須なのがビタミンCなので、血液検査の結果を待たずにその日からビタミンCの摂取をしていただくようにしてもらいました。お帰りの際に、お連れの方に「今まで受診したクリニックの中で一番いい気がする」と話されたいたのを受付のものが聞いたそうです。
数日後に血液検査の結果がでましたので、データに基づいた追加の栄養も購入していただきました。1か月後に受診してもらったら、全身の赤みがとれて別人のようにきれいになっており、私も思わず「きれいになりましたね。」と言ってしまいました。患者さんが受付で支払いをされるときに、「25年間何をやってもだめだったけれどよくなってよかった。」と話されたそうです。この患者さんも、ビタミンCや亜鉛などを飲んだことがありますが、劇的に改善しなかったのは栄養素の量が少なかったためだと思います。特にビタミンCは量や摂取タイミングが重要になります。亜鉛やビタミンDも皮膚健全化に欠かせませんが、含有量・溶解率・吸収率や摂取する量を正しくアドバイスしないと治療効果がでません。病態を血液検査等で適切に把握し、皮膚健全化や副腎活性化のために不足している栄養素・補充すべき栄養素を至適量摂取してもらうことが重要なのです。