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先日、NHKのあさイチでもかくれ貧血が取り上げられました。隠れ貧血が最近話題になっていますが、私の師匠は30年以上前から潜在性鉄欠乏の治療の重要性について説かれていました。フェリチンの測定の重要性についても言及されていました。やっと時代が追い付いてきたという感じです。また師匠の凄さを改めて感じます。
貧血はヘモグロビンで判断します。ヘモグロビンが基準値内にあれば貧血ではないと言われます。しかし、ヘモグロビンは不足していなくてもフェリチンが不足していれば、貧血と同じような症状がでます。最近患者さんが持参する他院の血液データでもフェリチンを測定しているところが増えてきているように思います。しかし、フェリチンを測定してもデータの読み方では鉄欠乏と診断されなかったり、保険の鉄剤を処方され胃腸障害で飲めなかったり、と症状改善につながらないケースも少なくありません。
隠れ貧血の治療は分子整合栄養医にご相談ください。