blog

プロアクティブ治療?

アトピー性皮膚炎の治療で皮膚科で主流になっているのがプロアクティブ治療だそうです。以前は、皮膚炎が生じたらステロイド外用剤を使用し、良くなったら中止し悪化したら再度塗るという繰り返しの治療が一般的だったようで、こういった治療をアクティブ療法と言います。プロアクティブ療法とは痒くなくても、赤くなくても予防的にステロイドやプロトピック外用薬を塗り続けることです。それでは一生皮膚科のお世話にならないといけません。ある小児科の先生のHPにもプロアクティブ療法の問題点を書かれていました。予防的に過剰に塗りすぎている子どもが多いこと、ステロイド外用で皮膚のバリアの破壊・皮膚が弱くなる、などが問題になります。小児科の先生の書かれている通りだと思います。予防的に塗っておけば再燃する率は下がるでしょうが、治している治療ではなく免疫抑制剤による対症療法にすぎません。
ステロイドの塗る量を減らし最終的はステロイドなしで健全な皮膚にするのが理想です。そのためには、栄養アプローチが欠かせません。gdmクリニックでは、栄養侶法による副腎機能改善、皮膚健全化などのアドバイスをしております。根気のいる治療ですが、副作用のない安全安心な治療です。