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殆どの医者は、栄養不足で病気になる、栄養摂取で病気が治る・改善する、などとはみじんも思っていません。病気を治すのは、薬だと信じ込んでいます。しかし、薬で治る病気は限られており、肺炎やピロリ菌感染などの感染症、白血病などの血液がん、くらいでしょうか。薬物治療の殆どは、根治させるのではなく症状を抑えているだけにすぎません。高血圧症、糖尿病、リウマチ、アトピー性皮膚炎などは、薬で症状を抑えているだけで、薬をやめると病態が悪化します。
肺の膠原病のためある大学病院に通院している患者さんから聞いた話です。投薬なし(gdmクリニックでプロテインや酸化や炎症を抑える栄養素を摂取されていますが、主治医には内緒にしています)で定期的に通院して画像検査や血液検査をして状態をフォローされているんですが、先日受診した時に、レントゲン画像もかなりきれいになり、血液データも基準範囲内に改善していたそうです。主治医が無投薬なのに症状が良くなっていので、何でかなあ?と怪訝そうに言ったそうです。患者さんにはその言い方がまるで悪化して欲しいような失礼な感じに聞こえたそうなので、良質のタンパク質を取るようにしていると伝えると、鼻で笑われたそうです。
病気の多くは炎症や酸化が関係していますので、ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化物質の摂取が病態改善に役立ちます。タン白質や抗酸化物質の摂取すると細胞膜の変性を抑制しますので、自己免疫疾患の改善に効果を発揮します。病気の成り立ちや細胞の性質を考えると、どういった栄養を摂取すればいいか分かるはずなのに、医学部では分子整合栄養医学など教えていませんから、栄養のことを医者はバカにするわけです。確かに、変な健康食品を飲んで肝障害で大学病院に運ばれてくる患者さんが結構いるので、医者が健康食品嫌いなのは分かりますが、巷の健康食品と分子整合栄養医学で用いる栄養素は内容・質が全く違う別物です。
所詮人間も生き物です。植物、動物と基本は変わりません。栄養をバカにしないでください。栄養なしでは生命の営みはできないのですから。