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がんと診断されたら早期に栄養療法を

乳がん、胃がん、大腸がん、肺がんなどの固形がんの治療の基本はまずは手術になります。以前、術前に抗がん剤治療と放射線治療を受けた患者さんが、担当医には内緒でgdmクリニックで高濃度ビタミンC点滴と栄養療法(がん細胞アポトーシス目的でグルカン・フコインダン・FK-23菌、分化誘導目的でビタミンA・ビタミンDの摂取)された方がいました。いざ手術をしてみると、切除した病巣やリンパ節の病理検査ではがん細胞が消えていました。抗がん剤が功を奏したのか、栄養療法と高濃度ビタミンC点滴の併用がよかったのかはわかりませんが、術前、術直後から積極的に標準治療にプラスして高濃度ビタミンC点滴や栄養療法を行うのが再発防止に役立つと考えています。逆に、再発が分かってからではなかなか栄養療法を追加してもなかなか効果がでにくいのです。
外科医や腫瘍内科医は、サプリメントの治療を平行して受けること嫌います。また高濃度ビタミンC点滴をすると抗がん剤の効果を減弱させるからするな、という医師もいます。栄養療法の勉強をしていないので無理もありませんが、栄養療法はがんに対する効果の機序が分かっていますし、実際、標準治療にプラスして栄養療法を行った方が余命が長いというデータもあります。
がんと診断されてらできるだけ早く栄養療法を開始することをお勧めします。