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メガビタミン健康法は危険です

メガビタミン健康法を提唱している医師がいますが、困ったものです。分子整合栄養医学は、ライナスポーリング博士らが提唱した学問ですが、ポーリング先生はなんでもかんでもメ大量に(メガドーズ)に栄養を摂れなど言っておりません。ビタミンCに関しては栄養所要量では全く足りないので1日平均10gのビタミンCが必要と言われておりますが。分子整合栄養医学では至適量という表現をします。人によって栄養の不足の程度、需要が違いますので、その人にあった量を血液検査や症状、ライフスタイルから決めていく必要があります。特に重要なのは血液検査です。特に重要なのが血液検査の生化学の項目で、このデータから不足栄養素の種類、程度を類推していきます。
メガビタミンはインパクトのある表現なので素人には受けるかもしれませんが、分子整合栄養医学をきちんと学んだ人ならメガビタミンという表現ではなく至適量という表現を使います。身体に不足していないもの、むしろ過剰かもしれない栄養を、外国製の粗悪なサプリメントで摂取すると、逆に健康被害を引き起こす危険性もありますので注意が必要です。