blog

やるかやらないか、信じるか信じないか

神経伝達物質、酵素、血液、ホルモン、皮膚など人間の身体は全て栄養でできています。細胞・組織・臓器に必要な栄養が不足すると様々な症状や病気を引き起こします。しかし、世間では飽食の現代において栄養不足で体調不良、病気が引き起こされるという認識がありません。gdmクリニックを受診し血液検査を受けて血液検査結果と症状について生化学的に説明した場合、腑に落ちてくれる人と、理解できずに??となる人とに分かれます。理解できない人は病気は栄養不足などで起きないという強い先入観を持っているのかもしれません。私は医学部の学生時代講義には殆ど出席せずバイトや部活に明け暮れていました。ドラゴン桜の桜木先生曰く、「頭が空っぽというのはね、今からでもいろんなものを素直に入れられるってことなんですよ。」私は、講義にでず頭が空っぽだったので、多くの医療者に異端視されている分子整合栄養医学の理論をすんなり受け入れることができたのではないかと思います。
栄養欠損がある場合、栄養素を補充しなければ症状の改善は難しいです。医者のできることは、血液解析とアドバイスまでであとは患者さん自身が実践しなければ症状は改善しません。飲むか飲まないかどうするか迷う人がいますが、迷っていても細胞の栄養濃度は是正されません。今の症状が栄養欠損で起きているということを信じるか信じないか、栄養療法をやるかやらないか、それは患者さん次第です。