原因からアプローチする

保険による治療は、症状に対して保険適応になっている薬を使うことが殆どです。頭痛に対しては片頭痛の薬やカロナール・ロキソニンなど鎮痛剤、皮膚炎に対しては免疫抑制剤のステロイドやプロトピックといった感じになります。それに対して栄養療法は原因を血液検査などを行って突き止めます。そして原因に応じた栄養アプローチを行っていきます。保険診療は対処療法、栄養療法は根治療法と言うこともできます。
頭痛でも、低血糖症が原因であれば糖質制限などの食事療法になりますし、鉄欠乏が原因ならヘム鉄の摂取というふうに、同じ症状でも原因が違えば治療方法は違ってくるのです。薬のによる対症療法は原因を是正していないので薬を飲まなければまた痛みが来ます。