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アミノ酸とは

人間の身体の60%は水分ですが、残りの半分はタンパク質でできています。タンパク質が人間にとって一番多く必要な栄養なのです。タンパク質は、20種類のアミノ酸が結合してできています。アミノ酸には大きく分けて2種類あり、必須アミノ酸と可決アミノ酸になります。可決アミノ酸は非必須アミノ酸とも言いますがが、「非必須」と言うと必要のないアミノ酸と誤解されるために分子整合栄養の世界では可決アミノ酸と呼ぶようにしています。必須アミノ酸は、体内で合成できないため食物から摂取しないといけないアミノ酸のことで、9種類あります。可決アミノ酸は、体内で合成できるアミノ酸で11種類になります。
必須アミノ酸の配合バランス(プロテインスコア)がよい食材でないと効率よくアミノ酸を利用できません。一番いいのは卵、次に魚・肉です。大豆にはアミノ酸が含まれているのですがメチオニンという必須アミノ酸があまり入っていないので利用効率がどっと下がります。肉はプロテインスコアがよいうえに、鉄・亜鉛・ビタミンA・ビタミンBなどの栄養も多く含まれていますので、私の著書「肉食女子の肌は、なぜきれいなのか?」や「妊娠体質になりたい人は、肉を食べなさい。」でも肉食を推奨しています。食の細い人はたくさん食べられないので、プロテインスコアのよい卵や肉・魚を優先的に食べる必要があります。