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最近ちょくちょく患者さんから「ビタミンDを飲みたいですけどありますか?」と聞かれることがあります。ビタミンD内服でコロナの予防になる、コロナの重症化が防げる、といった情報をネット等で得てビタミンDを飲みたいと思っているようです。粘膜防御能を高めるためにはビタミンDは有用です。以前のブログで粘膜マスクに記事を書きましたが、ビタミンDだけでは不十分でビタミンAやグルタミンの摂取も必要です。しかし、ビタミンAは摂取しすぎると過剰になるというデマが世間に浸透しているせいか、どうも人気がありません。粘膜での分泌抗体が感染防御に欠かせませんが、IgA抗体はビタミンAやグルタミンから作られます。
コロナは今全国的に感染が拡大しています。岡山でも患者さんが急増しています。①手荒い、②ビタミンA・グルタミンによるIgA抗体産生、③タンパク質・鉄・ビタミンA・ビタミンDによる粘膜健全化、などをしっかり行ってコロナに負けないでください。