blog

不妊治療、半数が転院経験

「不妊治療、半数が転院経験」という内容の新聞記事を見ました。病院選びに迷ったことがある人は約8割、転院を経験した人は半数を超えるとのことです。gdmクリニックに相談に来られる方の殆どは、既に産婦人科での不妊治療を経験しています。タイミング療法、体外受精、人工授精をしても妊娠しないので、いろいろ調べた結果、栄養療法に辿り着いたという感じです。産婦人科を転院しても、人工授精・顕微授精の内容にはさほど大差はありません。ですから転院しても妊娠率が上がるとは思えません。栄養療法は産婦人科の不妊治療とは内容が違いますので、違う方向からのアプローチを試みることはいいことです。しかも、体外受精をされている方の多くは特に原因のない機能性不妊症(原因不明不妊症)の方なので、栄養欠損が原因であることが殆どです。栄養欠損のまま体外受精をしてもなかなかうまく着床しませんし、流産や早産の危険性があります。逆を言えば、栄養欠損を是正すれば、妊娠しやすくなりますし、赤ちゃんの成長の健やかになります。
産婦人科での不妊治療がうまく行っていない方は、背景に栄養欠損がある可能性が大ですので、早めに分子整合栄養医にご相談ください。栄養療法を併用することで体外受精の着床率が大幅にアップします。