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果物の柿に含まれる渋み成分「柿渋」に、新型コロナウイルスの感染を抑える作用がある、という研究結果を奈良県立医大が発表したそうです。実験では、唾液などを使って口腔内や体内を再現した液中に、新型コロナウイルスだけを入れたものと、ウイルスと柿渋を入れたものを混ぜるなどして比較した結果、柿渋を入れた液中では、感染力を持つウイルスの数は1万分の1以下に減り、柿渋が新型コロナウイルスに有効と言える結果が出たそうです。ただし、ただ渋柿を食べるたけではダメのようで果実よりも高濃度の柿渋が必要とのこと。柿渋の濃度がある一定よりも薄まると効果はなくなるそうです。今後は感染予防に効果のあるアメやラムネなどの食品化をともに進める企業を公募するそうですが、味が渋すぎるとなかなか食べにくくなるような気もします。