サプリメント選び

中高年の多くの人は、なんらかのサプリメントを摂取されています。昼間のＴＶのＣＭでは、しじみエキス、ニンニクエキス、グルコサンミン、青汁など健康食品のＣＭが非常に目につきます。それだけ中高年の人のニーズがあるのだと思います。では、何を基準にみなさんはサプリメントを選んでいるのでしょうか？価格が手ごろ、イメージ、大手のメーカーだから、ＴＶＣＭでよく見かけるから、といった理由が多いのではないかと思います。実施、ｇｄｍクリニックを受診されている方が既に飲んでいるサプリメントを見ると、？と思うものばかりです。
サプリメントは健康補助食品というくらいなので、健康を補助してくれるものであるべきです。その人に不足しているもの、健康増進に役立つものを摂取しなければ意味がありません。中国製の粗悪なサプリメントには薬が混ぜられたり発がん性物質が混入したりしていることもあります。分子整合栄養医学では、症状と血液検査結果に基づいて必要なサプリメントを提案します。私たちのグループは市販のサプリメントと一線を画すために栄養素と呼ぶようにしています。用いる栄養素は、人間の細胞を構成する成分を主体になります。細胞の分子濃度＝栄養状態を適正な状態に整え合わすことで、細胞・組織・臓器の代謝が正常に戻り、病態改善や病気の予防になります。細胞に必要のないサプリメントは異物なのでむしろ有害になります。
また、ビタミンＡやビタミンＡは天然のものを使わないと治療効果が出なかったり副作用の問題が生じたりします。プロテインなども市販のものは分子量が２００万から８００万単位の高分子のものが使われていますが、ｇｄｍクリニックで使っているペプタ１００というプロテインは、プロテインスコアが１００かつ分子量が１万異化にまで低分子化されていますので、利用効率がよく消化吸収もよいです。似たようなものを使って自己流でやろうとしても、先述したような理由で治療がうまくいきません。
サプリメントは質が重要です。またその人に必要なものを厳選する必要があります。サプリメントの選び方が分からない場合は、分子整合栄養医に相談されるのがよいかと思います。