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栄養療法とは

栄養療法を取り組もうと思う人と栄養なんかで病気の治療なんかできるわけがないとバカにする人を二通りの考え方の人がいます。人間の身体はすべて栄養でできています。それぞれの臓器、組織には理想的な分子濃度、つまり栄養濃度というものがあり、そこから逸脱すると代謝が正常に回らなくなって様々な症状や疾患を引き起こします。分子濃度を正常化させるのは栄養しかありません。薬の成分は体内に存在しな分子なので、薬は根本的に治す力がなく症状を抑えるだけです。本来あるべき分子濃度に戻らないと代謝は正常化しませんので、必要な量の栄養素を確保しなければいけません。つまり栄養療法はドーズレスポンス=容量依存性に治療効果を発揮するものなので、摂取する量が少ないと意味がありません。よく過剰を心配する人がいますが、今のあなたの症状は不足によっておきているのに過剰を心配するのは見当違いです、と説明することがあります。また、血管内に直接薬を入れると過剰になることがありますが、経口摂取した栄養素は腸が賢いので吸収を調節してくれます。
医療従事者ほど、病気は薬で治すものと思い込んでいるので、栄養療法をバカにする傾向があります。固定概念に縛られている人はなかなか理解できないと思います。人間の身体はすべて栄養でできています。