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岡山大学の神経内科が、酸化ストレスが認知症の原因の一つで、酸化を抑えるサプリメントで認知症の進行を抑制できる可能性があることを臨床試験で明らかにしたと、海外の医学雑誌に発表したとのこと。臨床しけんでは、認知症の前段階と診断された60~80代の男女が対象とされ、32人にはビタミンCなどが含まれた抗酸化作用にあるサプリメントを、27人にはプラセボ(偽薬)を、いずれもどちらか区別できない状態で半年間服用してもらった結果、認知機能を測るテストでは、サプリメントを飲んだグループは、プラセボのグループよりも点数が上昇し、認知症の進行を抑えられる可能性があることが分かったそうです。
分子整合栄養医学的には活性酸素が認知症に原因であることは当たり前の事実です。ブログにも尿酸値の低い人は認知症になるリスクが高い、ということを書いています。尿酸は酸化を抑えてくれる作用があるので尿酸値は2を切るような人は、活性酸素の消去がうまくできいので認知症やガンのリスクが高いということが判っています。
マラソンなどのハードな運動をしすぎない、禁煙、節酒、ビタミンC・ビタミンE、カロチノイド、グルタチオンなどの抗酸化物質をしっかり摂取することが、認知症予防につながります。