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染毛剤で乳がんのリスク上昇?

米国立衛生研究所(NIH)傘下の米国環境衛生科学研究所が実施した調査で、パーマネントへアカラーを定期的に使用した人はそうでない人に比べて乳がんのリスクが9%高かったとのことです。また、縮毛矯正剤を5~8週間ごとに使用する女性はそうでない人と比べて乳がんのリスクが約30%上昇したそうです。
染毛剤や縮毛矯正剤に含まれる化学物質が何らかの影響を与えているものと思われます。以前、化粧品や制汗剤に含まれる防腐剤のパラベンが、乳がんの組織から高率に検出されているので、パラベンも乳がんのリスクになっているのではないかと報じられたことがありますが、乳がんとの直接的な因果関係は証明されていないと言う研究者もいます。
いずれにせよ化学物質に頻回に暴露することは健康を害する可能性がありますので、自然の成分によるカラーリングの方が無難かと思います。