多胎妊娠増加

朝のワイドショーで「双子育児の現場で悲鳴！」という内容の特集をしていました。双子を育てる親同士の情報を共有するためのツインズタイムという会が設立され、双子の親のランチ会での様子が放映されていました。双子のお母さんから、出産できる病院が限定され病院選びで苦労する、双子ベビーカーのバス乗車が拒否される、食事や沐浴は2倍以上時間がかかる、夫などの家族の協力がないとやっていけない、などの経験談が聞かれました。
今では40年前に比べると多胎妊娠は2倍に増加しているそうです。産婦人科医によると、結婚、妊娠が高齢化しているため不妊治療を受ける女性が増え、不妊治療では排卵誘発剤を使ったり、体外受精では複数の受精卵を子宮に戻すため多胎妊娠の確率が高まっているとのこと。
高齢＝不妊治療をしないといけないような風潮があるようですが、栄養状態がよければ35歳過ぎていても十分自然妊娠が可能です。いきなり産婦人科で不妊治療を受けるのではなく、まずは分子整合栄養医学的な血液検査を受け、妊娠に必要な栄養素の補充や食生活の見直しを行うことが重要かと思います。