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AGEsは老化の原因に

AGEs(最終糖化産物)とは、過剰に摂取した糖が体内のタンパク質と結合する(糖化と言います)ことで生成される老化物質のひとつです。コラーゲンは肌、血管、骨の弾力性を保つのに重要な役割を担っています。コラーゲンもタンパク質が材料でてきていますので、コラーゲンもAGEsの影響を受けやすくなります。糖化が進むと、肌のたるみやしわ、骨がもろくなる、血管のしなやかさが失われ硬くなる、などの弊害が生じます。糖尿病患者さんはAGEsが大量に発生するので網膜、腎臓、脳、心臓などの血管に動脈硬化を来しやすくなり網膜症、糖尿病性腎症、心筋梗塞、脳梗塞などの合併症が起きやすくなります。
糖化対策としては、砂糖を控える、ウオーキングなどの軽め運動によって過剰な糖を消費する、酸化ストレスを発生させない(マラソンなどの過激な運動、精神的ストレス、喫煙、過度な飲酒)、ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化物質を摂取する、などになります。