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プロサッカー選手経験者は、そうでない同年代の人々に比べて、認知症発症のリスクが3.5倍であることが英グラスゴー大学の研究で分かったそうです。さらに元プロサッカー選手は一般人と比べ、アルツハイマー病は5倍、パーキンソン病は4倍の発症リスクがあるそうです。ヘディングは頸椎には悪そうなのは容易に想像がつきますが、認知症やパーキンソン病は、活性酸素の影響で脳細胞がダメージを受けることが主原因だと思っていましたので、この研究報告結果には驚きでした。ただ、よく考えてみると、外部から物理的な衝撃が加わると当然脳細胞は炎症を起こすはずです。炎症が起きている場所には活性酸素が発生しますので、物理的な衝撃によっても活性酸素が生じて脳細胞を変性させ、認知症やパーキンソ病の原因になるのではないかと考えます。いずれにせよ、ビタミンC、ビタミンE、グルタチオン、カロテノイドなどによる抗酸化アプローチが重要なのではないでしょうか。