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疲労がとれない、すぐ疲れる、眠っても疲れがとれない、朝おきられない、夕食後いつのまにか寝てしまっている、といった慢性的な疲労でお困りの方は少なくありません。「年だから仕方がないかも」、と諦めている人も結構います。近くの内科を受診して診てもらっても、「血液検査は特に異常ないですね」、と言われることが殆どです。貧血があっても、「軽い貧血があるくらいですね」、で済まされることも多いようです。
疲労を呈する病態としては、鉄欠乏(ヘモグロビンは基準範囲内にあっても貯蔵鉄が少ない状態)、機能性低血糖症、食物遅延型アレルギー、慢性炎症、副腎疲労症候群、甲状腺機能低下などが挙げられます。圧倒的に頻度が多いのは鉄欠乏ですが、これがなかなか適切に診断されません。その原因は基準範囲と鉄欠乏で疲労を呈するということを医師の多くが認識していないためです。同じ疲労感でも、原因が様々なので、まずは何が原因かを調べないと根本的な治療ができません。分子整合栄養療法は、根治を目指す治療です。問診で得た情報や生化学的な知識をもとに血液データを分析することで、疲労の原因を探っていきます。原因不明の疲労感でお困りの方は、是非分子整合栄養医にご相談ください。