blog
人間ドックやPETなどを受けて安心、満足している人が少なくありません。人間ドックや健康診断を行い、病気を早期発見することが予防医学と思われている節がありますが、本来、予防医学とは病気にならないように予防するものです。メタボ健診は、内臓脂肪が多くなっていると将来、糖尿病・高血圧症・痛風・脂質異常症などを発症するリスクが高いので、減量などの指導を行いこれらの病気の発症を予防するので予防医学と言えます。ただ癌検診で、癌が早期に見つかるかもしれませんが、予防には寄与していません。
病気にならないように食事に気を付け、適度な運動をし、規則正しい生活を送ることと、そしてもう一歩踏み込んで、酸化を防ぐビタミンCやビタミンE・粘膜上皮の分化を正常化させるビタミンAやビタミンD・身体の基本となるタンパク質、などの栄養素を補う栄養療法を実践することが真の予防医学だと思います。