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メールで、「子どもが起立性調節障害と診断され小児科、鍼灸、整体、漢方などの治療を受けたが効果がなく登校できないのですが」と親御さんからメールで相談されることがあります。朝起きられない原因として一番多いのは鉄などの栄養欠損です。その他としては機能性低血糖症、自律神経失調、遅延型アレルギー、心の問題、などが原因として挙げられます。自律神経の乱れが原因ならば、鍼灸や整体による治療で症状は緩和されるでしょうが、朝起きられない原因の殆どは鉄などの栄養欠損か機能性低血糖症なので、こういったことが原因で起きている「朝おきられない」症状に対して鍼灸、整体、漢方治療を受けても当然改善しません。
朝おきられないという症状でも原因は複数ありますので、まずは分子整合栄養医学的な血液検査を行い原因を突き止めることがなにより重要です。しかし、大学病院などの小児科ではこのような検査はできませんし、保険でヘム鉄やプロテインなどの栄養は処方できませんのでたとえ原因が分かったとしても有効な治療手段を持ち合わせていません。
起立性調節障害と診断されいろいろな治療を受けるも症状が改善しない場合は分子整合栄養医にご相談ください。