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息子が左足の裏が痛いというので診てみると、「鶏眼」ができていました。鶏眼とはいわゆる「うおのめ」のことです。私も子どもの時にできた記憶があります。鶏眼は主に機械的な刺激によって限局性に角質の肥厚をきたしたものです。きつい靴などを履いていることなどが原因になりますが、息子の場合は今年の3月に右ひざの靭帯を痛めたので、歩くときに右足をかばって左足に負荷がかかってできたものと思われます。
治療はスピール膏というサリチル酸を含むテープを患部に貼って肥厚した角質をふやかせて剥ぎます。スピール膏はけっこう威力があり数日でうおのめがふやけて痛みがなくなったと言っておりました。鶏眼は角化異常なので、予防としては表皮細胞の分化を正常化させるビタミンAの内服になります。